ゲーム開発におけるデータ活用:データ台帳と利用者情報・リリースの確認分担

ゲーム開発におけるデータ活用:データ台帳と利用者情報・リリースの確認分担
目次

データ活用の前に台帳を作る

ゲーム開発・運営の情報は、著作物・ライセンス、利用規約、リリース、利用者データ、アカウント措置等に関わります。データの出所、記録条件、利用目的、確認者、更新、削除を台帳で整理し、目的や確認者が不明確な情報を分析や外部サービスへの入力対象にしません。

データごとの確認者を定める

データ区分 確認する内容 最終確認者
制作・アセット記録 出所、権利、利用目的、保存 制作・権利担当
リリース情報 表現、表示、規約、変更 リリース責任者
利用者データ 利用目的、提供先、権限、削除 個人情報担当
運営対応記録 根拠、通知、措置、保存 運営責任者

著作権・権利処理を分析に委ねない

文化庁は、AIと著作権に関する考え方及びチェックリストとガイダンスを公表しています。生成AIを利用する場合も、著作物・ライセンス・第三者権利の利用可否や、公開・リリースの最終判断をAIに委ねません。分析は記録の傾向把握、確認候補、資料整理を補助できますが、権利処理、契約、利用規約、表現・表示に関する判断は人が行います。

利用者データ・アカウント対応を分析に委ねない

個人情報保護委員会は、オンラインゲームにおける個人情報悪用リスクに関する啓発資料を公開しています。また、個人情報保護法等のページには、法令・ガイドライン、第三者提供、漏えい等の対応、データガバナンスに関する情報があります。利用者データをAIや外部サービスへ扱わせる前に、利用目的、取扱い、提供先、権限、保管、削除を人が確認します。アカウント措置、不正行為、紛争対応の最終判断も人が行います。

よくある質問(FAQ)

Q1. Q1. データ活用はどの業務から始めますか?

出所、記録条件、利用目的、確認者、更新・削除を整理できる文書・記録業務から検討します。

Q2. Q2. 分析結果でリリースや利用者対応を決められますか?

できません。リリース可否、利用規約、利用者データ、アカウント措置、不正行為、紛争対応の最終判断は人が行います。

Q3. Q3. 利用者データをAIに入力してよいですか?

利用目的、取扱い、提供先、権限、保管、削除等を確認したうえで、個人情報の取扱責任者が判断します。

参考資料

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