後発医薬品におけるデータ活用:データ台帳と品質・安全性の確認分担
目次
データ活用の前に台帳を作る
後発医薬品に関する情報は、品質、有効性、安全性、治療上の同等性、承認、GMP、安定供給、出荷可否、回収、安全性情報、添付文書に関わります。データの出所、記録条件、利用目的、確認者、更新、削除を台帳で整理し、目的や確認者が不明確な情報を分析や外部サービスへの入力対象にしません。
データごとの確認者を定める
| データ区分 | 確認する内容 | 最終確認者 |
|---|---|---|
| 品質・GMP記録 | 出所、記録条件、利用目的 | 品質責任者 |
| 供給・出荷情報 | 更新、例外、連絡、保存 | 供給・品質担当 |
| 安全性・添付文書 | 公式情報、改訂、適正使用 | 安全管理担当 |
| 個別相談情報 | 目的、権限、公式情報 | 医療従事者等 |
品質・安定供給と出荷可否を分析に委ねない
分析は記録の傾向把握、確認候補、資料整理を補助できます。しかし、製品の品質、有効性、安全性、治療上の同等性、承認、GMP、安定供給、出荷可否、回収、安全性情報、添付文書、適応・用法・用量、患者・医療従事者への医薬品選択・切替・服用判断の最終判断をAIに委ねません。
承認・添付文書と個別の使用判断を置き換えない
厚生労働省は、後発医薬品について品質、安定供給、情報提供、適正使用を扱い、安定供給を基本として適切な使用を進める方針を示しています。PMDAは、後発医薬品の承認審査、生物学的同等性、信頼性調査、GMP調査、添付文書等の情報を提供しています。PMDAの医療用医薬品情報検索では、添付文書、患者向医薬品ガイド、RMP、安全性情報等を品目ごとに確認できます。個別製品・患者に対する投与、服薬、代替、併用、切替、使用可否は、医療従事者等が公式情報に基づき判断します。
よくある質問(FAQ)
Q1. Q1. データ活用はどの業務から始めますか?
出所、記録条件、利用目的、確認者、更新・削除を整理できる文書・記録業務から検討します。
Q2. Q2. 分析結果で出荷可否や品質を決められますか?
できません。品質、有効性、安全性、承認、GMP、安定供給、出荷可否、回収、安全性情報、添付文書は責任者等が判断します。
Q3. Q3. 個別製品の情報はどこで確認しますか?
PMDAの医療用医薬品情報検索で添付文書、患者向医薬品ガイド、RMP、安全性情報等を確認します。